黒山チーム男組 今日の練習 1/6 私も勉強しなきゃ


私も勉強しなきゃo(・`д・´。)

ステアケースで体が遅れてまくれ返り、バイクを前に放り投げています。それなのに「今のは最高〜♪」と、私も二郎も失敗した陸をほめちぎっています。
これは一体なんなのでしょうか。

黒山選手はちびっ子どもに「とにかくトライアルはステアケースだ」を叩き込んでいます。そして、練習課題のステアケースがたとえ登れたとしても、登り方に注文をつけて「今の登り方ではそれは登れても、ここがこうなっていたら登れない、ここが反っていたら登れない」と言い、応用のきく登り方でないとほめません。

今のトライアルのステアケースは「吊って登る」のが基本です。吊って登るとは「ウイリーのまま登る」ですね。
私達の時代のステアケースは、登ったら前タイヤが地面を叩きつける、のが基本の登り方です。

で、ちびっ子のうちからステアケースは“吊る”を、徹底的にやらせます。

動画①でまくれ返ったステアケースの成功パターンがこれ。この成功ステアケース、登った後に約30センチほどウイリーで走っているのがわかりますか。これはたまたまの最高の出来ですね。

動画で見ると、なんのことはない登り下りですが、またまた出ました女子部のたとえ話。インのこの横移動してきてから右に下りていくラインはまゆみは一度も行けませんでした。

例えば公道バイクで一般道を走っている時、あるスピード以上で右に曲がろうとしたら、まずその方向に自分から体を倒してやって曲がっていきます。
この動画の場合、水平横移動から右下へ落ちるように体を倒してやる必要があり、これがまゆみは怖くてできないのです。
テクニックがないわけではなくて“心の問題”ですので、いじくれません。本人が行く気にならないかぎり無理。

陸はまゆみと同じでけっこう恐がりだもんで、このパターンのいきなり下りていくのを練習させますが、弟の陣は怖がらないから「兄貴がなんで怖がっているのかわからない様子」
女子部のちえ子は陣と同じで、このパターンの下りはまったく怖がりません。

人間の心の中はどうなっているのやら、面白いものですね。