黒山チーム男組 今日の練習 1/7 やっぱり…….。゚+.(・∀・)゚+.゚


やっぱり…….。゚+.(・∀・)゚+.゚

前回のステアケース、「吊って上がったら最高〜♪」なんて言っていたけど、なんとなく自分の心の中で違和感があって、登ったのは登ったけど黒山選手はなんと言うのかな、の疑問あり。

で、本日は黒山選手に同行願って見てもらいます。結果、やっぱりな、でした。
黒山選手の教えていることは、プロ野球で言うと「イチローやダルビッシュ」が教えているのと同じで、私が教えているのは「野村克也さんや長嶋茂雄さん」が教えているのと同じです。

この違い、野生のライオンと動物園のライオンの差で、現役にはどうあがいても勝ちませんね。
だからガッチスクールが長きにわたりへこたれず、人気がいいのかもしれません。
一番上手いのに習う、これが鉄則ですよ。

前回の私の教え

・3速で行きなさい
・前タイヤは当てずに行きなさい

本日の黒山選手の教え

・2速で行きなさい
・前タイヤを教えた位置に必ず当てなさい

の違いです。

見ての通り、本物のステアケースの登り方で上がりました。

これでは吊って上がってないではないか、になりますが、黒山選手が申しますには、お父さんの教えているのは「単に体が遅れているから前が浮いているだけ、これだと、例えばその先に連続ステアケースがある場合には対応できない」んだって。

「吊るのは、まだ先でいい」との、お言葉です。

前回に吊って上がって私が指導自慢していたステアケースですが、同じステアケースを黒山選手の教えの通りで上ったらこの通り、前回の上り方とは安定度とスピードが全然違います。

もう一度の確認です。私と同じく全国の昔うまかった往年の名選手の皆さん、「老兵死なず、黙って消え去るのみ」を実行しましょうね。
ヘミングウェイの「老人と海」の教訓、「老いた者は人生を教えることは出来るけれど、古い手法は教えられない」ですよ。

(●’д’)bファイトです

「僕がタカヒサに負けたのは下りの差、タカヒサの方が下りに強い」の、黒山選手の今にいたる反省いましめ。
あんたねえ、日本の下りしか知らないから「下りで差はつかないでしょう」ですが、ヨーロッパの下りの凄さはすさまじいの一言です。

下りは「力と経験」と、黒山選手は申します。だから、そのバイクで下れる下りは限界ギリギリまで、小さいうちからガンガン下らせろ、ですね。

泣き虫陸くん、泣きながらでもじょじょにこんな下りも下れるようになりました。動画では少し分かりつらいですが、下りきったところで右に逃げないと、その先は沢への絶壁になっているから、なおのこと怖い下りなの。

まだ若木骨折から復活していない陣くんはいませんが、陣の場合は陸くんの反対で「止めないと、どこを下るか分からない」
危険性を持っているからヨーロッパ向きと言えるかもしれません。

動画で見てもS字のターンは、いとも簡単にしか見えません。最初に出てくる二郎お父さんの目の前でやる登りの左ターン、この左ターンは女子部で鬼門のターンでした。

ゆっくりは絶対に回れない登りのターンは「スピードと遠心力と内側に寄せた体の位置」の絶妙なバランスが必要です。女子部の皆さん、このバランスがなかなか合わないのですね。ようは「内側に体を持っていくのが怖いだけ」のような気がしましたが、それが女の人でしょう。

動画で見たら簡単なターンで「おっ上手い〜」と言っているのは、別に「よいしょ」しているわけではなくて、女子部でさんざんこのターンの難しさを知っているからです。

出口の右ターンで、やっぱり陸くんが転んでいますが、この右ターンも木の根っこがある分、おとらずむつかしいのです。
じょじょにではありますが、トライアルが少しだけづつ上手になってきていますね。