ちびどものチキンカップ参戦ご報告


兵庫県加古川市にある“加古川トライアルランド”での、年末恒例のチキンカップ大会にちびどもが参戦してまいりましたのご報告です。

8セクション×3ラップ →24セクション、小1年の黒山陣選手は初級クラス17人中/5位で、3位表彰台とはおしくも4点差でした。
兄貴の小3年黒山陸一選手は17人中/11位で、弟に20点差をつけられました。

きちんとしたオブザーバーがすべてのセクションにつき、1分以内で走りきるタイム制の本物の大会の中、お子ちゃまバイクながら大人と同じ扱いで、まあよく頑張ったかと思います。

2万坪の広大な敷地のトライアル場で、クラブハウスに本物の洋式水洗トイレが3部屋あり、女子ライダーにも最高の環境。
一見、ヨーロッパのキャンプ場のような雰囲気ですね。
未開発の岩盤ロックヒルクライムも多数あって、「そこを走れるライダーがいない」ので未開発。
今度、黒山選手に走ってもらい会場全体に気合を入れさせてもらう思いです。

近畿選手権→グランドチャンピオン大会→全日本と、レベルアップして近畿のトライアルの聖地は「加古川トライアルパーク」を目指していても全然おかしくない。

スタート前の記念撮影、年末でお忙しいかと思いますがライダー全員で53人の方がお集まりになり、取り巻きを入れますと100人以上は人が集まりました。

スタート前のウォーミングアップで、上の兄貴はやや子供乗りですが、下の弟は大人乗りをすでにやっています。

緊張の第一セクションですがセクションにインする前は、手を上げてまだ声変わりをしていない“ボーイソプラノ”の大声で「入りまぁ〜す!!」は、とても好感がもてるものです。
ヘルメットはアライ黒山選手仕様のお下がりで、上下ライディングウェアはフランスデナシオンの時にスペインS3社長が直々に採寸してあつらえていただいた格好いいS3の上下キッズ服です。

S3のインポーター(輸入元)のミタニ神戸店に「ほしい」と頼めば、多分、キッズサイズを入れてくれるかもしれません。

弟の陣ですが、ヘルメットと上下S3ライディングウエアで、もうすでに格好だけは世界ランカー。

小1の弟は、クラッチレバーは指二本をかけています。

ですが小3の兄貴は、クラッチレバーは指一本でコントロール。
これは体力と手の大きさの違いですね。

戦いも終わり、りっ君と陣の出た初級クラスの表彰式で、悔しそうに「あと4点少なかったら3位に入れたのにぃ〜」と見ている陣(後ろの子)。
小1でこの山本昌 也か藤波貴久ばりの闘争心は持って生まれた天性のものか、おじさんの黒山選手の「表彰台は真ん中でないと意味がない」の刷り込みか、“モータースポーツは命のやり取り喧嘩だ”を、すでに知っています。

とにかく大会に出まくる、これ以外に“真剣勝負の大会度胸”はつかないという指導方針のもと、次回は

・今週12/25広島県あんずの里トライアルパーク
・来年1/3京都/亀岡トライアルランド
・1/22岡山県倉敷市つぶえトライアル特設会場

と、ドサ回りの芸人よろしく全国津々浦々毎週のごとく出まくる、トライアルドサ回り修行中の「明日の為に頑張るちびちゃん達」なのである。
あんたねぇ、はい、警察厚生年金もらっている私はいいですけど、連れ歩く若い両親は大変ですよ。
各セクション 動画