その昔に「本屋に並ぶ」トライアル専門誌で「トライアルジャーナル」というのがあったのをご存知でしょうか。
この専門誌の全盛期に、長きにわたり「黒山一郎のトライアル研究シリーズ」という、私が受け持った企画がありました。
全日本の事、自分が健一を連れて参戦した世界選手権の事、ヨーロッパおもしろ風俗紀行、日本に初めて紹介した誰も知らなかった自転車トライアルの事、などなど多種多様。

警察官時代に犯人相手に取り調べ調書を書きまくった腕前で書いたおもしろ文章と、小学生の時から得意だったお絵かきの腕前を生かしたおもしろ4コマ漫画とイラスト、今思い出して読みかえしてみても我ながらけっこう笑えるのです。

このトライアルジャーナル誌は親会社の京都書院の倒産にともない廃刊となりましたが、その編集部員残党が二つに分かれて、今、本屋には並ばないけど・自然山通信・ストレートオンと二つのトライアル専門誌があるといういきさつ。

今月号から自然山通信で、トライアルジャーナル時代のような、表題「黒山一郎のトライアル一本道シリーズ」の連載を新規に開始します。
もちろん中身は私の「文章とイラストと4コマ漫画」で、今現在、世界チャンピオン目指して命のやり取り練習をしている3人の孫のお母さんのまみさんが、幼稚園先生時代のお絵かきで鍛え上げた腕前で書いたイラストも掲載します。

掲載開始当初は、その昔みたいに柔らかくなくて少し硬い文章になるかもしれないけど、連載していくうちにどうせ元に戻ってしまう文体間違いなし。
一冊たしか300円なんで、皆さん、毎月購入して読んでくださいね。