ケニーズ杯in三重県四日市大会のご報告


女子部で経験したことですが、練習をいくらやっても大会に出なければ身につかないもの、練習では絶対に身につかないもの、それは「大会の緊張感」ですね。

 

大会の緊張感の中で走ると、体がガチガチになるのは誰でも当たり前ですが、それ以外にこれも女子部で経験したことですが「セクションを走っている途中でラインが分からなくなる、忘れる、間違う」です。
今回の大会、長男の陸一くん、2回もセクションのライン間違いで「5点×2=10点」も喰らってしまいました。

 

膝の入った、きれいなライディングフォームですが、二つのセクションライン間違いさえなかったらですが、どうぞご安心を。
これも女子部で経験したことですが「数多く大会に出ること」によって、この問題は解決します。

 

とにかくセクション内でライン間違いの多かったのは「メーテルと由美子」でした。
由美子なんか、セクションの途中でパタッと止まってしまいキョロキョロ、すかさず私が大声で「右や!右や!」と大声でラインの指示をする始末。
メーテルも、よく全然関係ないラインを走ったりしていました。

 

ですがこの事は「数多く大会に出て経験をつませる」事によって、メーテルも由美子もまったくライン間違い忘れは無くなりましたので、陸一くん大丈夫ですよ。

 

という作戦のもと、練習も大切ですが、ライセンスなしで出られる近場の大会はバンバン出る作戦です。

 

蛇足ですが、子供がMFJの正式な大会に出るためには「9歳以上で講習を受けてジュニアライセンス取得」が必要です。
小3の陸一くんは、来年1月10日に9歳になりますので、以後、講習を受けてトライアルジュニアライセンスを取得すると、建前上は地方選手権の国内B級クラスに正々堂々参戦できます。

 

ですが「前16インチ/後ろ14インチ」の、お子ちゃまRTL50S 6馬力がまだピッタシの体格身長では、「親が必死こいても、子供はステアケースがまったく登れず」で、まだ早いの。

今回の課題は登りのライディングフォームで、基本は「偉そうにして乗る」ですね。

 

「偉そうにして乗る」とは、ようは前タイヤは浮く寸前のウィリー一歩手前で登っていくのが、最高のグリップ力を発揮するライディングフォームという事で、偉そうに「後ろに反り返って乗るフォーム」の事。またの名を「殿様ライディング」と言います。

 

下の陸一くんの写真は少しボケて見にくいですが、上の陣くんの方が同じ場所で明らかに陸一くんより「偉そうに後ろに残している」ですよね。

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反対に陸一くんは、古い教えの「登りでは上半身を前かがみに」を実行しています。

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でもまあ、この「殿様ライディングも乗っているうちに自然と身につくたぐいのもので、上の写真2枚の通り2ラップ目の同じ場所は二人ともにほぼ同じライディングフォームで決まっています。
だってそうやらないと登れない事に気がつくと、以後は必ずそうやって登っています。これは、自然の摂理です。

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競技ライセンスのいらないケニーズ杯とはいえ「国際B級/国内A級/国内B級/初心者」の4つのクラスに分かれています。
りっ君と陣くんは、初心者クラスで出場するつもりでしたが、けっこう簡単だったので「オール5点でもいい」という事で、国内B級クラスに出場しましたリザルトがこれです。

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次回の大会参戦計画は、クリスマスの12月25日に行われます「ケニーズ杯in広島県福山市あんずの里大会」で、小僧二人を今年の全日本女子クラスフルエントリーした元女子部の二人「和恵と智恵子」が迎え撃つ図式予定。
ともに女だてらに国内A級の看板しょってんだから「まさか負ける事はないやろな〜」である。

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