9/2 第5回女子トライアル練習会開催のご報告


京都府亀岡市にあります「亀岡トライアルランド」にて、Scorpaの日本販売元のヴィクトリーと黒山レーシングがコラボして開催いたしました「第5回女子トライアル練習会」が無事終了いたしましたので、ご報告申し上げる。

●午前中の練習会がすんでお昼のスタート前に撮った記念撮影。女子ライダー10人+小学生ライダー2人+幼稚園ライダー2人の、総勢14人の練習会でした。

練習会の流れとしては

①3つセクションを作る。走るラインは「スカ、普通、うまい」の3つにテープとカードで分ける。
②どこを走ってもいいんだけど、自信のないのはまずはスカを走って「なんやしょうもな」だと、その上の普通を走るというあんばい。
③女が女を教える、のが目的なんで、例えばスカにはおばさんでは教え方上手な/中部のまつヨメさんが教えて、普通にはメーテルこと芙佐子さんが教えるというあんばい。
④その時に集まった「うまいのがスカに教える」という方式。

ようするに

1)お集まりになった女子同士のレベルの同じ程度が一緒に練習する。
2)お集まりになった女子の中で「うまいのがヘタに教え」ながら練習する。

この流れで2セクションまで進んで午前中はおしまい。
お昼を1時間休んで、午後は残りの1セクションで同じことをする練習会の進行。

3つのセクションでの「いろいろライン自分で好き放題走り」が終わるのが、これがだいたい午後2時ごろで、

3)今まで練習したセクションそのままでいじらずに、自分の選んだラインを、きちんとオブザーバーがついて2ラップ大会形式で走りミニ大会。

「なんや、さんざん練習した同じラインを走るんやったらオールクリンやがな」でしょうが、器械体操やシンクロや飛び込みや他多数のスポーツは「さんざん同じことの練習をして、さぁ同じことをやってみよう」のスポーツですが、練習通りに本番はいかないのが世の常。

最後の締めの「さんざん練習したセクションでのミニ大会」で、あんのじょうオールクリーンなんかいるはずがなし。
練習でのリラックスした走りも体験でき、大会での緊張した走りも体感できるという、一石二鳥の練習会でもありました。

●当然、女のいるところには男が群がるのは自然の摂理で、危ないところには必ず野郎が二人左右につきますので安全安心ですね。

●おばさんばっかの女子のお集まりではありません。若いピチギャルもおいでで、お父さんのサポートを受けて練習ですね。

●もとスーパーA級、現.国際A級ゼッケン3番の強者の長久保恭平さんの一人息子の圭くんのライディング。
いくら探してもクラッチ付きチェンジ付きの50ccが見つからないんで、いたしかたなくやむおえず「Betaお子様電動バイク」に乗っていましたが、これが見事に乗りこなしている。
はい、うちの③番のタオくんと同じ、幼稚園年長さんの同じ歳でして、かたやエンジン付き50で、かたや電動バイクでの違った意味での火花バチバチ大バトル練習会。

お母さんが「いつもはあんなには乗らないんですけどねえ〜」「持ってきた予備のバッテリーがなくならないかしら」というように、同レベル同年代のと一緒に練習するはとても大切ですね。ここに、今回のが「スクール」ではなくて「練習会」の意味があるのです。

●若いけど孫のいるおばあさんもいれば、本物のオバちゃんもいれば、小学生に幼稚園児もいればと、私がかってやっていた命のやり取り喧嘩トライアルとは、まったく別の世界のトライアルフィールド。
写真の通り、ガンで見るかげもなく痩せこけた一郎さんですが、このフィールドに今ドップリとつかっています。

●終わった後の、締めの集合ですが首謀者の松本さんのお話「次回もまた変わらずお集まりください」の心のこもったご挨拶。

一郎さんは

①大阪女子マラソンは今や36回の歴史を誇りますが、第1回大会から白バイの並走で私は違う意味で参加しています。
②最初は42キロを走れる女子を集めるのが大変で、市民ランナーのおばさんばかりの参加でそれはそれは寂しい大会でした。
③海外から呼んだスミス夫人というのが1回目も2回目も勝ったけど誰も知らず、日本人の1番は市民ランナーの村本さんというおばちゃんだったけどもちろん誰も知らず。
④今やオリンピック選手選考大会にまで成長した大阪女子マラソンはここからスタートしたように、この女子練習会もここからスタートして歴史を作りましょう。

のお話訓話が一郎さんの締めのご挨拶でした。

今のところ静岡在住の松本さんが中部地方をメインにやっておりますが、関東は小川ツヨポンのお父さんが担当し、近畿と中国は私が担当してと、なんとなく親父連盟ができつつある女子&子供幼児練習会なのである。
九州は徳丸選手のお父さんがいいのですが、いかがでしょうか〜。