黒山チーム男組 今日の練習 1/1 初乗り りっくん


はつのり♡(*^^*)

この動画の最初に「石のステアケースを超えて、すぐに次に木の根っこを超えるライン」ですが、この動画の同じラインを、結局、女子部を卒業までに和江とまゆみはクリーンできませんでした。

最初の石のステアケースは超えられるのですが、次すぐとなると体勢ができておらず足つきでないと無理。
このまゆみはうちの女子チームに来る前は、一人で京都/亀岡トライアルランドで練習していたそうで、危ないので単発ステアケースしかやっていなかったそう。

まあ、それはそれで仕方のない事ですが、この事はチビッ子達を教えるにあたり「反面教師」の教え、まゆみのようになるから

・ステアケースは真っ直ぐに入るラインでやらせるな
・低くてもいいから2連続か3連続をやらせろ

ですね。

次に、ターンして降りてきて、左ターンしながらの登りのライン、実はこの登りというか下りのラインは「ちえ子ろっ骨骨折ライン」と私達は呼んでいるラインです。

ちえ子は下りのラインを練習していましたが、2速で下ると足が速いので1速で下ります。で、ある時、いつものように2速から1速に入れて下ろうとしたら、2速からニュートラルに入ったのに気づかず下ってしまい、恐怖のジェットコースターになり下の杉の木に激突したのです。

ちえ子、うちに来て、他いろいろな怪我をしましたが「結果よければすべてよし」で、なれるはずのない国内A級に昇格し、ルンルン気分でチームをご卒業なさいました。メデタシメダタシ〜♪

この動画を見ておかしな事に気がつきませんか。そうです、下りの途中で一度止まっているのです。そう、2速から3速に入れるのに、陸は一度止まるような動作をしないと確実にシフトアップができないのです。
弟の陣は、チェンジのスクールができるくらいの域に達していますが、兄貴はいまだにチェンジが下手なのです。これは時間をかけてうまくしていくしか手立てはないですね。

 

このラインの練習は、バイクのホイルベースより少し長いくらいの長さの平ぺったい岩を越えて、すぐに次の登りを登るライ
ン。
バイクがバイクだから、平ぺったい岩を越えてから登りのアクセルをあけても間に合いません。後ろタイヤがまだ平ぺったい岩の上にあるうちから、アクセルを開けて加速しないと次が登れないのです。

で、早くあけると後ろタイヤは横滑りするし、遅ければもう登らないし、これのタイミングを合わせる練習ですね。
動画のバイクの動きとエンジンの音を聞いて、よく見てください。この事がよく分かります。
250ccは何にもしなくても登れるレベルですが、50ccでも特に非力なバイクではこうしないと登らないのです。

250ccでこれと同じようなことを練習させるラインを作ると、けっこう危ないし難しいのですが、50ccだと簡単に作れて将来の役に立つテクニックを体に染み込ませるためにも、小さな非力なうちから始める意味はここにあるのです。