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将来、トニーボウにあなたの息子さんをしたいのなら、自転車トライアルをやめて早くから「クラッチありチェンジあり」バイクに乗せること。
黒山選手が自転車をやっていた時代、昔の自転車トライアルはその延長線上にトライアルがありましたが、今の自転車トライアルは延長線上にトライアルはありません。

今は自転車トライアルとバイクトライアルが、まったく別のトライアルになってしまっています。
プロ野球選手目指しているのに、ソフトボールやらしているのとまったく同じですね。

おおむね「身長115センチ〜130センチ」までがベストポジションですが、うちの3番の太陽くん(年長さん)は、来年の1月1日からうちにあるもう一台のRTL50Sに乗せる作戦。太陽くん、今現在、110センチです。

1番の陸は129.5センチで、2番の陣は128センチで、このバイクからフルサイズのShercoとScorpaの125に、それぞれ先日乗り換えました。
この50ccで鍛え上げた腕前で125に乗り換えた瞬間から、はい、二人には民間人のお父さんどもはすでに歯が立たないですよ。
あなたの息子さんも、黒山選手と同じ船に乗った先代ブラック団面々と同じく、陸一と陣と太陽の3人と同じ船に乗りませんか。

部品の供給や整備修理のアドバイスは、まだうちの3番太陽が同じバイクにあと2年は乗りますので「50ccヤンピ」はしませんのでご安心ください。
「うちの息子はまだ小さいから」とお思いのお父さんには「あんたの息子が乗れる身長になった頃、乗るバイクがないですよ」の言葉を贈ります。

50ccスクータまがいのオートマバイクは、親が見てうれしいだけで、子供のテクニックアップには「必ずクラッチとチェンジ」が必要です。
そのクラッチとチェンジのついたお子ちゃまバイクが、今の日本4メーカーには存在しないのです。
その時期が来たらと、先物投資で手に入れて「暗夜密かに宝刀を研ぐ」と同じく、毎夜ピカピカに磨いておかないと、乗りたい時に乗れませんよ。

＜能書きと写真は以下の通り＞

左斜め前から。
アクセルワイヤー、クラッチワイヤー、前ブレーキワイヤーは、すべて軽い細い自転車用に変更製作使用。
気持ちいいくらいにすべて軽いですよ。
左右グリップはレンサル新品交換で、グリップエンドプロテクターもミタニ製に新品交換。

右斜め前から。
フロントフォークはオイルシールとダストシール新品交換すみ。
もち、オイルはMotulフロントフォーク用＃2.5オイルで、ダストシール部分にジュラコンのガード取り付け。

右斜め後ろから。
前後ブレーキシューは新品交換すみ。サイレンサーはNSR50と同じ構造のアルミパイプ製。
サイレンサー出口の細いパイプの長さも10ミリ刻みで延長し、ベストパワーを探し出しました。

左斜め後ろから。
スプロケットは重い鉄製なんで、強度の落ちない範囲で穴あけ軽量加工済み。
チェンジペダルはYAMAHA/WR250改良品。

後ろから。
チェーンはクラス最強のDID420H新品交換すみ。
タイヤ前後8分山で、この前後タイヤが現在手に入るベストのグリップタイヤです。
前3.5K/後ろ2．5Kがベストで、これ以上抜くとパンクと同じ状態になります。

左から。
キャブレターはNSR80用のビックタイプ。
エアークリーナースポンジは、YAMAHAワークスタイプ。
もち、プラグも新品交換。

右から。
キックは短く収まり良く短く改良し、後ろブレーキペダルも短く新規製作。
クラッチワイヤーのビニール皮膜部分が、エキパイの熱で溶けないようにUSA製耐熱アルミで保護します。

リアクッションは、総アルミボディに窒素ガス封入タイプで、もち中身はフルチューニング済み。
シリンダーヘッド研磨、シリンダーポート加工、ピストンはNSR50を使用で、回転が限りなく上がります。
ピストンリング新品交換ですので、混合オイル比は、必ず「60：1」をお守り下さいね。

子供が乗っても「ハンドルとステップの位置が近すぎる」ので、ハンドル位置を高く前へ。
もともと、座っても乗れる設計みたいですね。
この取り付け一変更により、ファットバーハンドルが取り付けられます。

同じくステップ位置を後ろ下へ変更。
これにより身長130センチくらいまでベストポジションです。

クラッチを軽くするためにスプリングを弱くするとつながりも弱くなります。この対策として「クラッチロッドの延長」で解決しました。
ワイヤーも細い抵抗のない自転車用ですので、クラッチはムッチャ軽いですよ。
ちびっこでも、指一本でOKなほどです。

通過穴径の大きなNSR80用のキャブレターで、各ジェット類もセッティング変更すみ。

強力なスタビライザーでフロントフォークの強度アップ。

スタンダードはチェーンテンショナーはありませんので、ローラー式のを新設しました。
チェーン＆スプロケットガードも、もちろん取り付け安全対策抜群。
これがないと、お子さんの指がなくなる危険がありますので当たり前です。

アンダーガードもスタンダードはおもちゃが付いていましたので、ゼロ戦にも使っていたという歴史ある最強のA2017Sジュラルミン5ミリ厚で製作取り付け。

以上、えこひいきなし早い者勝ち、でお待ちします。

一郎さんより

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